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耐腐食性設備を活用した重合反応の受託(樹脂メーカーA社の課題解決事例)

2025/06/27
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耐腐食性設備を活用した重合反応の受託(樹脂メーカーA社の課題解決事例)

 

 

高腐食性プロセスへの対応

イハラニッケイでは、長年の経験を活かし、耐腐食性を求められる化学プロセスに対応できる設備を導入しています。特に、グラスライニング(GL)設備は、塩素化合物を扱う際の腐食リスクを低減し、安全かつ安定した重合反応を可能にします。

また、HCl ガスが副生するプロセスに対応するため、適切なガス処理設備を備えており、安全かつ確実な処理が可能です。

 

品質管理への取り組み

イハラニッケイでは、製品の品質管理にも力を入れています。GPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)を用いた分子量分布測定を活用し、製品の分子量や均一性を精密に管理することで、お客様の要求仕様に応じた高品質な製品の提供を実現しています。

また、過去の実績をもとに、重合反応後のワニス状での供給にも対応し、お客様の用途に最適な形での納品を可能にしています。

まとめ

今回のケースでは、イハラニッケイの耐腐食性設備とプロセス技術を活かし、HCl ガスが副生する重合反応の受託に成功しました。さらに、精密な品質管理により、お客様の求める仕様を満たす製品を安定して供給することができました。これにより、樹脂メーカー A 社様は、設備投資の負担を抑えつつ、新たな製品開発をスムーズに進めることができました。

イハラニッケイは今後も、専門技術を活かしてお客様の課題解決に貢献してまいります。

弊社の技術やサービスにご興味がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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