イハラニッケイのこれから

イハラニッケイ化学工業は、トルエンやキシレンといった有機化合物の塩素化をコア技術とし、さまざまな製品の原料となる中間体を製造する化製品製造メーカーです。高い塩素化の技術を有し、樹脂や繊維、農薬、医薬、染・顔料などの原料となるファインケミカル製品を生産。安全と環境に配慮しながら、高品質な製品を供給しています。従来は、農薬原料を中心に取り扱っていましたが、塩素化の過程で生み出される副産物を医薬原料などの製品へと転換。また、塩素化の過程では、再生可能エネルギーで製造された塩素を使用するなど、サプライチェーン全体における環境負荷低減にも積極的に貢献しています。

新たな変革を見据えて、これからのイハラニッケイの目指す世界

イハラニッケイの変革への取り組み

2023年度は新たな変革な年とし、コンプライアンス、環境、地域社会への貢献などにより一層、注力していく予定です。 これまで、総務、管理、営業事務、研究、品質管理、経理、HSE（環境保安）の部門では女性従業員を配してきました。2023年1月には女性役員も誕生。今後は、生産現場の担い手不足解消や、女性ならではの目線における新たな変革を目指し、施設を整え、女性従業員も製造現場で働ける環境を整えていく予定です。 また、2023年中には新しい工場設備が完成予定。これまで廃棄していたものを有効利用し回収した熱と塩酸を使い、より環境にやさしい取り組みを行う予定です。

従業員一人ひとりを大切にし、将来の可能性を信じてもらえる環境を整備

イハラニッケイでは、個々の従業員を大切にしており、将来の自分の可能性を信じてもらえる場の用意をしています。 真面目に、かつ真摯に、そして積極的に会社と関わってもらえればと考えています。そのために、個々の意見を発信する場として、改善提案の場も用意しています。 また、イハラニッケイでは、一人ひとりの夢・将来像を一緒になって考えていけるよう、サポートを行なっています。「海外で働いてみたい」「研究をやりたいけれど営業もやってみたい」など、どんな風に働きたいかを入社時や定期的な面談の場で確認しています。

ますますのグローバル化と変革を迎え、新しいことにチャレンジを

今後、イハラニッケイは新たな変革を迎え、新しい考えをもった人、変わりゆく世界に対応できる感覚を持った人、変化に適応できる人を特に必要と考えています。自分の意志を会社に反映させ、重要な戦力としてなってくれる人財になるよう、サポートを行なっていきます。 年１回の表彰制度、語学勉強に対する補助、危険物取扱者やフォークリフトなどの必要な検定試験におけるテキスト代・検定料の負担など、福利厚生にも力を入れ、従業員のスキルアップに繋がる制度も整えています。 そして、近年の急速なグローバル化に伴い、タイに子会社を設立しているほか、ベルギーに海外駐在員を派遣するなど、グローバル対応を行なっています。